特集
何かが、ハジけてませんか?
ハジけてるのは汗? 涙? 笑顔? それもそのはず、殿を囲むダンサーたち、本気になってます。ホント言うとちょっと追い込まれているのです。もちろん、踊りも歌も演技もプロとして活躍しているメンバーが参加しているのですが、そんな彼らをも思わず本気にさせたのが、一見簡単に見えて難易度の高い“消臭ダンス”。
結果として、一人ひとりの”素”顔がこぼれ出し、個性がきらきら光るシーンになりました。
そこで、今回のクローズアップではそんな彼ら、彼女らにフォーカスします。

ミュージカル俳優、ダンサー、時代劇役者、子役
…オーディションで選ばれた31人の「消臭ダンサーズ」。
オーディションが行われたのは、撮影のわずか1週間前。事前に送付されたレッスンビデオで振り付けを覚え、岩井監督以下制作スタッフの前で一人ずつ歌って踊りました。
200人以上の中から選ばれた31名は、年齢は9才から48才まで、ミュージカル俳優、プロダンサー、時代劇俳優、子役と、キャリアもバラエティーに富んでいます。

まず、ご紹介したいのは、TOURSミュージカル「赤毛のアン」にも出演するミュージカル俳優たち。アンの親友を演ずる宇野まり絵さんと生徒役で出演する5人は、赤毛のアン役の島谷ひとみさん、マリラ役の安奈淳さんと共に、全国のステージを回ります 。今回のCMでは、前のほうで踊っていますが、さすが歌・踊り・演技と3拍子が備わったプロ、かなり目立っています。では、ひとことずつコメントを!

みんなかわいい着物でズルイ!私はなぜか“農婦”で、モンペはいてます。感想は、「畳ってすべる〜(笑)」。歌も演技もダンスも好きなので、今回の撮影はとっても楽しかった!
友情出演
宇野まり絵(農婦/22才)
「赤毛のアン」では、島谷ひとみ演ずるアンの親友ダイアナ・バリー役。「ピーターパン」や「レ・ミゼラブル」など数多くのミュージカルの他、映画などでも活躍。告知CM“ごほうび”篇で緑のビキニを着て出演しています。

サッカー好きの高3生がなんでここにいるんだろって感じですが、楽しかったっス。“漁師”なんですけど、頭は地毛です。
北村卓也(漁師/17才)
「赤毛のアン」では生徒役。「トラップ一家物語」「母をたずねて三千里」などのミュージカルにも出演。告知CM“ごほうび”篇に出演しています。

私は“町娘”なので、おきゃんな表情と元気な動きを心がけました。音楽が速いので、何度も鼻の穴に指が入りそうに!
小野瑛世(町娘/24才)
「赤毛のアン」では生徒役。「アニー」「トラップ一家物語」など数多くのミュージカルに出演。告知CM“スイカ割り”篇で赤いビキニを着て出演しています。

最初の「また始まるよ!」の声は私です。「シュパッと」で、両手を太陽みたいにパッと開くのが難しかった。着物なのに、足を開いて踊るのも大変でした。
篠原杏理(町娘/17才)
「赤毛のアン」では生徒役。「あしながおじさん」「母をたずねて三千里」などのミュージカルにも出演。告知CM“BBQ”篇でタコウィンナー役で出演しています。

“女行商”なのでチャキチャキした感じを出したつもり。歌って踊ってたかと思うと、急に殿が登場して驚いたりして、テンションをずっと高めにキープする必要がありました。
間瀬富未子(女行商/21才)
「赤毛のアン」では生徒役。「トラップ一家物語」「若草物語」などのミュージカルにも出演。

最初はあせって手がこんがらがったり、「殿、殿」と叫ぶ声がむだに高かったり…自分でも笑いをこらえるのに必死でした。
斉藤純子(仲居/22才)
「レ・ミゼラブル 少女コゼット」「ハッピーファミリー」など多くのミュージカルで活躍中。

“仲居”の着物、すごくかわいくて気に入ってます。人が混み合っている場所で思いきり踊るのは、ミュージカルでもよくやっているので踊りにくいということはありませんでした。
鈴木さゆり(仲居/21才)
「赤毛のアン」では生徒役。「若草物語」「あしながおじさん」などのミュージカルにも出演。

プロダンサーたちも体のキレと表現力なら負けていません。

「手足の動きで表情を出すように心がけました。ただ、歌はね〜正直、初めは口パクでした(笑)」
犬山睦也さん(樵-きこり-/32才)

「ときどき、振り付けの西田さんと目が合ったんですけど、『もっと、いけっ』て感じだったんで、“番頭”といえどもハジケました」
斉藤義洋さん(番頭/35才)

「この位置で自分がどんな動きをすると全体としてパワーアップするか、意識しながら踊ってました」
田尻裕一朗さん(大工/31才)

着物姿もかわいい子役たちは明るく元気なムードメーカー。スタジオの雰囲気は大いに和んだのでした。


CM後半の「殿、殿、」と声を上げながら土下座をするシーン、殿から「消臭プラグだな!」とお墨つきをもらい、喜んで笑い声をあげるシーン。この2つの町人たちの演技シーンは、実はほとんどリハーサルなしでのぶっつけ本番でした。
そこで瞬時にリーダーシップをとったのが、殿様相手のリアクションならお手のものの、太秦で活躍する時代劇俳優さんたちです。

「監督の許可をもらって、一瞬先に声を張りました。みんながだんだんとのってきて、全員がうまいタイミングで声を上げるようになった終盤のテイクでは、あえて声を抑えるようにしました」
山根誠示さん(板前/42才)

「赤い帽子とちゃんちゃんこが目立つなと思ったので、オーバーすぎない表情を心がけました」
林哲夫さん(隠居/46才)

「着物で踊りますから、ふだんよりずっと着付けがキツイはずなんです。実は『何人か倒れるかも』って思ってたんですけど、さすがみなさんプロですね。平気な顔で踊りきられました」
泉知奈津さん(女将/37才)

まさにプロとプロのぶつかりあい。その結果、この熱い新CMが完成したのです。