「赤毛のアン」CM制作エピソード

スペシャル対談タイトル

今年で14年目を迎えるTOURSミュージカル「赤毛のアン」。
エステーの感謝の気持ちを込めて、本気でつくりあげるミュージカルです。
全国のお客様に見ていただくために、全国8都市を回ります。
その活動に賛同していただいく人たちによって、このミュージカルは支えられています。
今回のCM制作で力をお借りした、日本を代表する写真家である清家正信さんと、素晴らしい楽曲をつくりつづける作曲家・平井和音さんにお話をうかがいました

TOURSの原動力は、みんなでつくりあげていく楽しさ

スペシャル対談1

-TOURS の活動に賛同していただいている理由を教えてください。

清家氏「エステーの鈴木喬社長(現会長)と話した時に「ぼくは地球の空気をきれいしたい」とおしゃっていて、ここにエステーの理念があると思ったんです。それを伝える具体的な手段としてTOURSがあるのだと。3.11の年に開催を決めたのも鈴木喬社長(現会長)の一言でした。」

平井氏「わたしは3、4年前でしょうか、公演前のリハーサルをみて、ミュージカル自体のおもしろさと、プロジェクトに携わっている方々の熱量と一体感のすごさに驚きました。さくらまやさんにもお会いしたんですが、CMの現場とはまったく別の表情になっていて。」

−予算も少ないのにどうして参加してくれるのでしょうか(笑)

清家氏「この仕事はエステーのみなさんもつくり手側にたって一緒にものをつくっている。ふつうの仕事ではなかなかないと思います。一緒にものつくって、拍手している、感激している。それが原動力です。」

平井氏「そうですね。それが一番おおきいかもしれないですね。だから毎年この仕事はすごく楽しいんです。」

清家氏「そう、毎年だもんね。来年どうしようって考えるのは大変だけど楽しい。このご時世、必ず来年もある仕事なんてなかなかないですしね(笑)」

映像と音楽の掛け算でうまれたCM

スペシャル対談2

「二人の間でうまれるドラマを撮りたいと思ったんだ。」と清家氏。

−今回のCMで伝えたかったことは?

清家氏「今回共演する二人、アン役の上白石萌歌さんは16才。ダイアナ役のさくらまやさんは17才。ちょうど少女から大人になる瞬間の年頃ですよね。その二人が演じる今年の舞台はどんなものになるだろうと思ったんです。今しかない輝きを持つ特別な二人が演じる舞台ですよ、を伝えようと。だからアンの舞台の世界ではなく、ちょっと大人になったアンとダイアナであの友情を現実的に描けないかなと。それが2016年の新しいアンの魅力を伝える事になると思いました。」

スペシャル対談3

ベットに入った瞬間にひらめいて、そこから一気に書き上げてうまれた今回の楽曲。

−CMの楽曲は、清家さんの写真にインスパイアされてうまれた曲だそうですね。

平井氏「清家さんの作品の中で、海岸沿いの防波堤の奥に見える海が照らされる写真があって。「悩みながらも進んで行く」というイメージが湧いて今回の曲を制作しました。」

スペシャル対談4

音楽を流しながらの撮影。チーム全員にCM の世界観が共有されていく。

−その曲を今度は撮影現場でかけられましたよね?

清家氏「つくろうとしている世界の曲を聴いてもらうのって、ある意味言葉よりも早い。演じる人もその世界に入りやすいんですよ。今回スチールも撮りましたが、写真をセレクトする時にもこの曲をかけていました。」

スペシャル対談5

なかなか話が尽きない二人。「平井さんとならずっと話してられるよ(笑)」

−音楽と映像の掛け算でうまれたCMといえますね。

清家氏「作曲家って音のイメージの中に具体的な映像のイメージもあるんだと思います。ぼくと平井さんの中にある表現したい映像が、物言わずとも重なる。それが面白い。一緒にひとつのものをつくりだす楽しさを教えてくれました。」

平井氏「そんな!おこがましいです。でも私と清家さんは目指すものが似ているんでしょうね。清家さんと話していてよく出てくるワードが「湿度」。」

清家氏「僕は写真を撮るときにそこにある「湿度」を大事にしているんです。日本の風土、日本を撮る以上は欠かせない要素で、それは音にも言える事だと思っています。雨音とか、日本人の根元にあるものなんじゃないかな。感情も同じですね。」

平井氏「わたしが清家さんの写真で好きなのも、そういった「湿度」なんです。ひとつのわかりきった感情ではない色々な感情が混ざった情景が、共鳴しやすいのかも。わたしが霧の街で生まれ育ったからでしょうか。」

スペシャル対談6

「新しい世界に飛び出すイメージで」という清家氏の演出。

だからこそ、TOURSをやる意味

−CMの楽曲がダウンロードできるようになりました。なかなかできない事ですよね?

平井氏「いえいえ!わたし自身もそんなことしてもらえるんですか!と思いました。たくさんの人に聴いていただけたら嬉しいです。」

清家氏「ダウンロードできるっていい試みだよね。3.11のときにTOURSをやめようという話があったけど、結局続けました。そして最近でいうと熊本の地震。でもだからこそ、やり続けるべきだとぼくは思うんです。みんなが元気になるための舞台だからね。」

平井氏「観に来てくれた人だけじゃなくて、全国からオーディションで選ばれてやっと舞台に立てる!という子どもたちの笑顔も印象的でした。」

清家氏「曲のダウンロードも同じだよね。この曲が聴いた人の活力になるかもしれない。だからこそやるんだよね。」

・CM楽曲を聴く

CM楽曲をダウンロードする

「本物のプロ」たちがつくるTOURSミュージカル「赤毛のアン」。全席無料ご招待です!みなさま是非ご応募ください。

「赤毛のアン」公式ホームページはこちら

スペシャル対談6

プロフィール

清家正信(せいけまさのぶ)

カメラマンとして活躍するだけでなく、映画やCMでは演出も行い、マルチな才能を発揮。
個展も精力的にひらき高い評価を得ている。日本を代表する写真家の一人。

平井和音(ひらいかずね)

CM、TV番組の劇伴の作編曲、アーティストのサウンドプロデュース及び楽曲提供、
コンサートの音楽監督及びオーケストラアレンジなど、幅広いジャンルで活躍中。


◆CM出演者

上白石萌歌

【名前】上白石萌歌
【生年月日】2000年2月28日
【出身地】鹿児島県
【身長】161cm
【学歴】高校2年 在学中
【趣味】読書、音楽を聴くこと、歌、メキシコ舞踊、バレエ、タップダンス、ミュージカル

○2011年 第7回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリ最年少受賞
○日本テレビ系特別ドラマ企画「さよならドビュッシー」(3月18日(金)放送)への出演
 やティーン誌でのモデル活動、またNHKのアニメ番組「はなかっぱ」の
 オープニングテーマ「ス・マ・イ・ル」での歌手デビューなど、多方面で注目を集めている。
 実姉は昨年の「赤毛のアン」アン・シャーリー役の上白石萌音さん。



さくらまや

【名前】さくらまや
【生年月日】1998年7月26日
【出身地】北海道
【身長】161cm

○幼少時より音楽に関する英才教育(ヴァイオリン、バレエ、ピアノ、ソルフェージュ、
 童謡、ハープ、琴、日本舞踊など)を受けていた。
○2004年には全国童謡歌唱コンクールグランプリ大会で金賞を受賞。安藤和憲歌謡学院にて
 演歌を習い始めると、様々な大会に出場して賞を受賞するようになる。
○2008年、日本クラウンから史上最年少演歌歌手として「大漁まつり」でデビュー。
○2009年、第51回日本レコード大賞新人賞、第42回日本有線大賞新人賞を受賞し、
 両賞とも受賞時年齢が11歳の史上最年少での受賞となった。
○第60回NHK紅白歌合戦の企画コーナー「子供紅白歌合戦」に紅組歌手として
 ゲスト出演、「大漁まつり」を熱唱した。演歌歌手であり、タレイント。
○2013年にはエステーの「消臭力」CMに、2015年に「米唐番」のCMに出演し、抜群の歌唱力を披露。
 「赤毛のアン」には昨年に続き、2年連続の出演。    




◆CM制作スタッフリスト

  • ○企画・制作: エステー株式会社+株式会社東急エージェンシー+株式会社東急エージェンシープロミックス
  • ○クリエイティブディレクター:鹿毛康司(エステー)
  • ○CMプランナー:藤本修二 (東急エージェンシー)/清家正信(ティーアップ)
  • ○アートディレクター:浅野喬樹(東急エージェンシー)
  • ○コピーライター:伊藤恵(東急エージェンシー)
  • ○プロデューサー:山梨敬輔(東急エージェンシープロミックス)
  • ○プロダクションマネジャー:竹中誠、家森一成(東急エージェンシープロミックス)
  • ○演出:清家正信(ティーアップ)
  • ○カメラマン:清家正信(ティーアップ)
  • ○撮影チーフ:栗田東治郎
  • ○照明:高田一郎
  • ○DiT:高田秀雄(プログレッシブ)
  • ○スタイリスト:皆川美絵
  • ○衣装デザイン:スズキタカユキ
  • ○ヘアメイク:スズキミナコ
  • ○音楽プロデューサー:山田広(サウンド・シティ)
  • ○作曲:平井和音(サウンド・シティ)
  • ○Recording Engineer:花島功武
  • ○オフライン編集:奥山英男(s.p.e.c)
  • ○オンライン編集:上之郷朋彦(マックレイ)
  • ○ミキサー:柏木勝利(マックレイ)
  • ○メイキング:平田駿介(エステー)
  • ○出演:上白石萌歌(東宝芸能)/さくらまや(シンエイV)