清田隆之(桃山商事)|『ピーチガール』 | 胸キュン映画に恋して

桃山商事・清田代表の「胸キュン映画に恋して」/ 伊野尾くんが危険なほどかわいいジェットコースタームービー『ピーチガール』

2017.05.15

「メモを取りながら一人で観ています」

映画『ピーチガール』画像は公式Twitterより引用

青春ラブストーリーを観ながら胸をキュンキュンさせまくる当連載。第4回目は、山本美月&伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)のW主演で話題の映画『ピーチガール』を観てきました。今回は担当編集のスミさんとの会話形式でご紹介いたします!

スミ
胸キュン映画を見続けている清田さんですが、今回の『ピーチガール』はどんな映画なんですか?
清田
原作が累計1300万部超えという上田美和先生の超人気マンガで、この映画も5月あたりから広告やCMをバンバン打ってた話題作です。見かけたことないですか?
スミ
清田さんから聞いて初めて知りました。内容についてうかがう前に、ひとつ聞いていいですか?
清田
はい。
スミ
いつも一人で観てるんですか?
清田
そうです。平日の日中に恋愛映画を一緒に観に行ってくれる人、いないですかね? スミさんどうですか?
スミ
私は恋愛映画にまったく興味がないので、すいません……。やはり客層は女性メイン?
清田
感覚的には98%くらい女性です。まわりの席には女子高生や女子大生しかいません。この手の映画はTwitterで作品名を検索すると、「○○見てきた!」って書かれた女子のプリクラがわんさか出てきます。そんな中、記事を書くためにめっちゃメモを取りながら観てるので……怪しまれていないか不安です。
スミ
怪しまれてるでしょうね。かなり厳しい戦いですが、清田さんはなぜそこまでして胸キュン映画を観るのでしょう。
清田
こういう映画は大人から馬鹿にされがちで、昔からこの手の映画にトキメキをもらいまくってた自分としては、何とかそのおもしろさを伝えていきたいなと。って、何かこれスポーツ選手のインタビューみたいですね(笑)。
スミ
サムライですね。

プロセスがなさすぎて唐突感がハンパない

スミ
では今回の『ピーチガール』ですが、キャッチコピーに「5分に1度、恋の事件が巻き起こる!」って書いてありますね。
清田
基本的には「とーじ(真剣佑)とカイリ(伊野尾慧)の間で揺れ動くもも(山本美月)と、その恋路を邪魔しまくる沙絵(永野芽郁)」という構図なんですが、確かに展開はめまぐるしいんですよ。カイリのアシストでとーじとももが付き合ったかと思えば、沙絵の企みによって二人は別れ、今度はカイリとももが、そして沙絵ととーじが付き合い始め、かと思いきやももとカイリが別れそうになり……。
スミ
すいません、まったくついて行けません。
清田
しかも、この沙絵がとんでもないやつで、ももの親友というポジションながら、「ももが不幸になれば、私は幸せなの!!」と言って様々な罠を仕掛けるんですよ。ももとカイリのキスを隠し撮りしてネット上に流出させたり、とーじとももを別れさせるため、仲間の男を使ってももをスタンガンで気絶させ、気を失っている間にラブホテルに連れ込ませたり……ヤバすぎることを次々しでかしていくんです。
スミ
恋の事件というより、普通の刑事事件じゃないですかそれ!
清田
そうなんですよ(笑)。そうやって展開を目まぐるしく変化させ、観客の感情をジェットコースターのように乱高下させるのが本作の狙い……だとは思うんですが、個人的には、その狙いは完全に裏目っていたように感じました。
スミ
どういうことですか?
清田
というのも、いろんな出来事が起こるんですが、どれも背景や理由がほとんど描かれていないんですよ。例えば最初、ももは中学からの同級生であるとーじのことが好きなんですが、なぜ好きなのか、その理由がしっかり描き込まれていないんですよ。一応、ももは元水泳部で、日に焼けた肌と塩素で赤く色が抜けた髪の毛という風貌から「遊び人のギャル」という偏見を持たれていて、ももをからかう男子にとーじが苦言を呈する場面はあるんですが、シーンとしてはそれくらいなんですね。
スミ
それじゃダメなんですか?
清田
その後、沙絵の企みによってカイリとのキス写真が流出するんですが、それはカイリが無理やりしたキスだったんですね。でも、とーじはその写真を見てしまうわけです。そんなとーじに対し、ももは突然「あたしはとーじが好きなの!!」「とーじに信じてもらえないなら、死んだほうがマシ!!」と言っていきなり教室の窓から飛び降りようとする。
スミ
えっ、脅迫!?
清田
そうなんですよ。「ももはそのくらいとーじのを好いている」ってことを表現してる場面だと思うんですが、そこに至るプロセスがなさすぎて唐突感がハンパない。
スミ
そこ重要ですよね。感情移入できないですもんね。
清田
でも、そんなことはお構いなしに「もも落ちそうになる→とーじがバッと手を伸ばして助ける→引き上げたときに抱きついた体勢になる→好き!→俺もお前が好きだった!→キュン!」という箇条書きでつないだような展開に……。
スミ
ポカーンってなりそうですね(笑)。
清田
万事こんな感じで、カイリがももを好きな理由も「ももちゃんの笑顔が最高だから」しか描かれていないし、なぜ沙絵があそこまでももに悪事を働くかに関しても「沙絵は小悪魔女子だから」という理由しか描かれてないし、そんな沙絵をももは見捨てないわけですが、それも「昔クラスでハブられていたとき、沙絵だけは話しかけてくれたから」という一点で支えられている。展開はスピーディだし、胸キュンシーンもたくさんあるんですが、どれも必然性がイマイチわからず、気持ちがついて行かなかった……というのが今回の感想です。

2時間そこそこで観客をキュンキュンさせる難しさ

スミ
5分に1度、恋の事件を起こすことに忙しかったんですかね?
清田
原作ではもっと背景がちゃんと描かれているんですが、そこは映画化の難しいポイントなんでしょうね。時間の都合上、どうしても原作を圧縮する必要があるので、インパクトのある事件をなるべくたくさんブチ込もうとすると、その分プロセスや背景を描くことが疎かになる……という構造的問題があるんだと思います。
スミ
なるほど。逆に言うと、背景さえしっかりしてればインパクトはそれほど必要ない、と。
清田
どうなんでしょうね。そこは好みの問題もあると思います。背景やディテールを丁寧に積み上げていくような作品を好むか、見目麗しい男女がデートしたりケンカしたり雨に濡れたり海辺でキスしたりするシーンをバババって見せてくれる作品を好むかは、人それぞれでしょうし。ただ、隣に座っていた女子大生と思しき二人組も、「いやいやいや!」「それはないっしょwww」ってツッコミながら観てました(笑)。
スミ
2時間そこそこで観客をキュンキュンさせないといけないわけですから、難易度はかなり高いですね。
清田
そうですね……。観てる側としては好き勝手言えますが、作り手側の事情を想像すると、かなり難しいミッションだと思います。どうですか? スミさんも恋愛映画にちょっとは興味が湧きましたか?
スミ
いや、まったく湧きませんでした(笑)。
清田
とにかくHey!Say!JUMPの伊野尾くんがかわいすぎるので、それだけでも観てきてください!

映画情報

タイトル ピーチガール
監督 神徳幸治
原作 上田美和
脚本 山岡潤平
制作 中西一雄
出演 山本美月 伊野尾慧 真剣佑 永野芽郁 本仮屋ユイカ ほか
配給 松竹/2017
ホームページ http://peachgirl-movie.jp/

総評 5点満点

胸キュン度 ★★
オススメ度
伊野尾くんの可愛さ ★★★★★★★★★★

プロフィール

清田 隆之
名前 清田隆之(桃山商事/代表)
生年月日 1980年5月20日
出身地  東京都足立区

大学時代から人々の恋バナを聞き集めています。今をときめく星野源、高橋一生、ディーン・フジオカ、ライアン・ゴズリングと同い年ですが、年収が一向に上がりません。

Twitter
https://twitter.com/momoyama_radio

プロフィール

住 正徳
名前 住 正徳
職業 執筆/デザイン/映像制作屋
フリーランス 

物事を正しくみる目がないことを賞賛され、副編集長に就任。 椎間板ヘルニア、十二指腸潰瘍、いぼ痔を抱えるため繁忙期にはどれかが疼く。

Twitter
https://twitter.com/sumimachine
Instagram
https://www.instagram.com/sumimachine/

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