思ってもいない人に出会った。
4人組ヒップホップグループ
のシクラメンだ。
DEppa、肉だんご、桃紅茶、電球の4人が
どこまでも清々しく力強く歌い上げるアーティストだ。
聞けば聞くほど味の出るスルメサウンドである。
3月にムシューダのCMを作ったときに、
我々は、味のある魂の「男くさい」ボーカルを探していた。
その結果、音楽チームの紹介でDEppaと呼ばれる人と出会うことになる。
馬鹿馬鹿しいCMなのに、一流のアーティストが真剣に歌い上げているのを見て、
この人は、まじに歌が好きで純粋な人なんだろうなあと思った。
コチラ→(ムシューダ 虫の歌編)
しばらくして彼らのライブをのぞかせてもらった。
おっさんからしたら、とても青臭い歌詞と思ったが
率直で真っ直ぐなライブは私の心を揺さぶり、
引き込まれていった。
ヒップホップなんて俺には関係ないと思っていたけれど、
自分の若い頃の気持ちがふつふつと湧き上がり、タオルを振り回していた。
やられた。
そういう出会いがきっかけで
今回、米唐番のCM曲を彼らに歌ってもらうことになった。
私が鼻歌で作った適当な曲が、
どんどんシクラメン化していく。
新たな化学反応が起きて不思議なエネルギーが
そこに産まれる。
音楽評論家っぽく書くと、こんな感じですかね。
でも、嘘じゃありません。
実際、彼らの歌声から、いろんな映像を想像することができて
このCMが出来上がったわけです。
ロケ場所のタイ国では何度も彼らの歌声が響き渡り、
米唐番ガールズは楽しそうにヒップホップしていた。
監督をさせてもらったが、そもそもヒップホップのダンスは知らない。
だけど、ダンスチームはシクラメンサウンドがとても踊りやすいと
Milly rock、JuJu on the beat、Hit the folksなどの世界で今流行中の
キレキレダンスを披露してくれた。
私、おじさんは、それが何なのか、もちろんしらない。
さてさて。
全国でこのCMが放送される記念すべき7月17日に
シクラメンがライブで米唐番を初披露しました。
生歌です。
私、高田鳥場は、この歴史的シーンを目撃すべく
会場に潜入し、
そして、iPadでその模様を撮影しました。
高田鳥場
コチラ→米唐番CM30秒