「本を出そう!」
高田鳥場がなにものかは解らないけど、CMから飛び出して「本を出そう」。
そんな話になりました。
CMのようにお金を使えば自費出版できるけど、でもそれはイヤだ。
私、高田鳥場は博報堂の和藤さんに相談しました。和藤さんは、私に内緒でたくさんの出版社をまわってくれました。そして、誠文堂新光社さんが出版してくれることに決定したのでした。
誠文堂新光社さんは「デザインノート」なんかを出しているクリエイターにはとりわけ有名な出版社です。そんなこんなで、出版が決まるのでした。
話は遡って、昔から言っていたのですが、「絵本」を出したいと思っていました。だから、もともとは、この本も「絵本」を作ろうという話から始まります。で、思ったのですが、作るからには「ちゃんとしたレベルの本」にしたい。
今、エステーに集まって仕事をしてくれているクリエイターさんは、広告業界では超一流の人たち。ならば、彼らに何らかの作品を持ち寄ってもらったら、それはそれで面白いよね、そういう話になりました。そんな企画を誠文堂新光社さんに持ち込んだのです。
続く