エステー宣伝部ドットコム

花子とトリバ便り
花子とトリバ便り

2019年07月の投稿一覧

月9ドラマ枠でCMを放送させていただくということ

7月22日のフジテレビ系列月9ドラマから新消臭力CMを放送させてもらいました。そして『空気をかえる』CMだったと皆さんからたくさんのお声をいただき感謝しています。

本当に痛ましい事件が京都であり、個人的にもいろんなことを思いました。そのことは書かないけれど、悲しいという言葉しか見当たりません。被害にあわれた方々、そしてご関係者の方々に、お悔やみとお見舞いを申し上げます。

第3回目のドラマは予定では、痛ましい事件に酷似していたこともあり、フジテレビさんがご配慮されて1話と2話の総集編に変更されました。

素晴らしい決断と行動だったと思っています。

企業に身を置く立場として事件のことを口にする立場ではありません。また番組の内容はテレビ局さんのものであり、これについても何かをいう立場ではありません。

一方で、やっぱり映像作品を見る人を悲しませてはいけないと思ってエステーのCMはずっと作ってきました。『CMで人を傷つけてはいけない』は私がずっと決めてきた基本方針でした。

次の7月29日の月9ドラマはその作品が放送されるということを聞きました。ただ、当初の内容をできる限り修正して配慮したものになっているとも聞いています。きっとさまざまな検証をされながら作りかえられていると思います。

2011年、震災が起きた時、ACのCMに企業は自主的に変更しました。世の中から普通のCMが消えていきました。私たちは『日常にもどろう』をテーマに普通のCMを流すことにしました。ポルトガルリスボンで少年がラララとだけ歌うあのCMです。

『ちょっと暗いニュースが続く中で今回の空気を変えようのCMは良かったよ』というお言葉をたくさんいただいたことは嬉しく思っています。『いやなことを忘れられた』『空気がかわった』と言っていただいているのなら、ちゃんと『日常のCM』として放送させていただくほうが良いのではないか、そう思って放送させていただくことにしています。

暑くなりました。皆さま、体調をおくずしになりませんよう。

エステー特命宣伝部長
高田鳥場

空気を変えよう

「空気をかえよう」はエステーの企業スローガンです。
そして消臭力は、エステーを代表する商品であり、CMもどこかで「空気を変える」ようなものでありたいと、そんな生意気なことを思ってやってきました。

そんな中、
今年の西川さんはT.M.Revolutionではなく、「西川貴教」という自分名義で活動されています。今年49歳になるビッグアーチストは自ら新人だと名乗り手売りでCDを販売したりもする。あえて、いつもよりもずっと小さな会場でライブを行い全国をまわる。片手間にソロでもやろうかという安易なものではなく、今まで聞いたことがないような楽曲とエネルギーがそこに詰まっていました。
伝説の人が、その服を全部脱ぎすて裸で戦っている。まさしく自分自身の空気を変えて、世の中の空気までも変えようとしている。

その姿を見て私は大いに反省しました。
私も消臭力CMの空気を変えなきゃと。

西川貴教名義の楽曲を聞き続け、西川貴教の曲が流れる映画「刀剣乱舞」を見てそして西川貴教名義のライブにお邪魔してライブに参加しファンの皆さんに西川貴教の魅力をたくさん教えていただき。

音楽チームと何度も曲を練り上げて撮影、編集をしました。
けっこう力(リキ)いれました。

西川さんは出演者というだけでなく、撮影はもちろん編集の時も特に音楽と効果音のバランスについてはプロとしてのアイデアをたくさん出してくれて仲間として何時間も編集スタジオにいてくれました。

みんなで「鍋」をつつきながら完成させました。

たかがCMだけど、見てくれた人が楽しく前向きに空気が変わるものになったらいいなあ。

新消臭力CMができました。
タイトルはずばり「CM消臭力」篇です。
文章にちょっと力(力)いれすぎましたが気軽にご覧ください。笑

エステー特命宣伝部
トリバ こと 鹿毛康司(カゲコウジ)

CMはこれ↓
消臭力CM

邪悪な自分と戦うためにタイに行ってCMをつくる男

私、エステーでCMを作りだして、はや15年が経ちました。

長い間やっていると
だんだん経験値が増えていって
「こうしたら受けるんじゃないか」とか
「こうしたら効率よく作れるぞ」とか
そういう邪悪な自分がいたりするんですよ。

これは老害です。

だから、ちゃんと正しくクリエイティブに向き合うために
年に1回タイに行き、もっとも仕事量の多い『監督』という仕事をすることにしています。

タイといえば、いろんな遊びがありまして、
そういうことを沢山経験してきた人ほど
どうせ遊びに行っているんだろうと信じてくれないので、
あえて言いますよ。

タイは日本では想像できない撮影ができるんです!

日本の技術が上だろ?
とんでもない誤解でございます。

日本では「ありえない撮影」ができる環境があるうえに
技術も世界トップクラスだったりするんですよ。

実は、国策としてタイは撮影を強力に推進していて、
ハリウッド映画もどんどん作っているとご説明すれば
納得していただけると思います。

今回の滞在は6日間でした。

モーニング娘のプラチナ期を代表する
高橋愛ちゃんと田中れいなちゃんも
スケジュールを確保して、やってきてくれました。

タイや日本の制作陣全員が汗だくになって
朝5時30分ホテルスタートの毎日をこなし
そして、わずか30秒と15秒の2本を作りました。

こうやって「効率」だけを追いかけそうになる弱い自分を
身体の中から追い出しつつCMを作ったわけです。

ただ、
すみません、そこまでして撮影がんばったのですが
くだらない内容になりすぎました。

すみませんでした。

エステー特命宣伝部長
高田鳥場

米唐番CM